2018年05月25日

4/22 第39回長野市ボードゲーム会



 4月開催のボードゲーム会には初参加の方も含めて24名の方にご参加頂きました。参加者の増加によって遊べるゲームの幅が広がるので大変ありがたいのですが、一方でなかなか目が届きにくくもなっていて必要なフォローが欠ける場面もあるかと思います。ゲーム会で困ったこと、気づいたことなどありましたら遠慮なく言って貰えればと思います。


 ヒトトイロ。お題から連想される色を全員で一致させる協力ゲーム。お題には色を含む言葉を使うことができないので例えば寺社仏閣テーマの場合、金閣寺はアウトですが、鹿苑寺だったらセーフになります。しかし鹿苑寺で全員に意図が伝わるでしょうか……?


 ロールプレイヤー。TRPGのキャラクターメイキングをテーマにしたゲーム。プレイヤーはダイスをドラフトで獲得し、6つの能力値のいずれかに配置してキャラクターの能力を決定します。それと同時に装備カードや特性カードなどを獲得してキャラを強化します。キャラクターが完成したところで冒険に出発することなくゲームは終了します。

 ドラゴンキーパー。ドラゴンの手下になってダンジョンを巡る冒険者を撃退するという奇抜なテーマのゲーム。手番ではドラゴン駒を移動させてタイルを1枚獲得し、次いで上家にも1枚タイルを渡します。5色のタイルのうち1色だけは減点になるのでそれを集めないようにしつつ、上家には押し付けていく必要があります。


 パッチワーク。ウヴェ・ローゼンベルクの2人用アブストラクトゲーム。自分のボードにキルトの切れ端を並べてパッチワークを作ります。最終得点計算では空きマス1つにつき-2点になるのでなるべく自分のボードを綺麗に埋めることを目指します。


 アズール。2018年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされました。今年のSdJ最右翼です。プレイヤーは壁職人となって5色のタイルを集めてボードに配置します。1手で何点取れるかを考えるのがこの手のゲームのキモではありますが、このゲームではその部分が巧みに隠蔽されています。


 フェアリータイル。盤面の状況を整えることで手札をプレイし、自分の山札を全て出しきることが目的のゲームです。カードは物語の展開に沿って番号が振られていて順番に読むと一つの物語になるのですが、歯抜けになっているのでヘンテコな物語が生まれます。


 ギャンブラー*ギャンブル。全員でカードを伏せて一斉公開。公開されたカードの数字の合計を予想してベッドします。規定のお金を集めると勝利する他にも、サドンデス勝利可能な条件もあるので他のプレイヤーの意図を読む必要があります。


 リトルタウンビルダーズ。リソースマネジメントを主体とした国産の同人ゲーム。この日は複数回遊ばれていました。


 バベル。国産の同人ゲーム。バランスゲームに正体隠匿要素を加えた内容となっていて、紙にも一工夫があります。


 スラスオフ。シュテファン・ドーラの手によるビッド式のトリックテイキングゲーム。異なるタイトルで何度かリメイクされています。ビッド式のトリックテイキングゲームとしては遊びやすい内容で、コンポーネントの鳩っぽい色のカラスっぽい鳥のコマがインパクト抜群です。


 ロールプレイヤー拡張入り。再びロールプレイヤー、そして拡張入り。拡張での追加要素としてモンスターとの戦闘要素が加わりました。モンスターとの戦闘方法はダイスロール…… ということで、基本だと殆どダイスを振らないゲームなんですが、拡張入りだと普通にダイスを振るゲームになります。この軸ブレッブレなアバウト感がアメゲーの醍醐味ですね。


 イリュージョン。NSVの新作カードゲーム。ある色の面積が多い順にカードを並べていくのですが、並びがおかしいと思ったらチャレンジ宣言。カードを裏返して色の面積を比較します。カードの模様は色々なパターンがあるので一目では中々わかりません。これは違うと思ったら同じ面積だったというパターンもあったりしてプレイヤーを惑わせてくれます。


 タイムストーリーズ。最近の長野市ゲーム会で毎回遊ばれている感のあるストーリーテリングゲーム。一度遊んだらネタが割れてしまうゲームなだけにプレイヤーの確保が難しい側面もあります。新しい拡張も今度発売されるとのこと。


 ロストテンプル。先日の大阪ゲムマで来日したフェドゥッティのカードゲーム、操り人形をボードゲームにリメイクした一作。操り人形に比べて収束性が高くなり、スマートなゲームプレイになりましたが、一方でマルチゲームのひりつくような泥臭さも失われた感もあります。どちらも未経験の方にはこちらをオススメ。


 ピクテル。国産の同人ゲーム。透明のカードを重ねてお題を表現するコミュニケーションゲームです。


 コルトエクスプレス。2015年のドイツ年間ゲーム大賞。様々な効果のあるカードを手番順に伏せてから実行するプロット式のゲームで列車強盗としてより多くのお金や財宝を集めることを目的とします。なんと言っても立体的な汽車のコンポーネントが豪華。デッキ構築的なカードエンジンの使い方も見どころがあります。


 カッラーラ。2013年のドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門ノミネート作。作者の一人キースリングの話題作ヘブン&エールの決算のシステムがこのゲームに似てるということでちょっと注目度が上がったようなそうでもないような。遊んでみるとたしかに両者は通底する部分があって、キースリング成分とはこういうことかと納得できるような気がしたりしなかったりします。


 ロンド。同じく2013年のこちらはドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト入り。盤上の数字と一致する色のチップを配置して得点を稼ぎます。一度に複数のチップを配置することで大量得点を狙えるのでチップを溜めて一気に配置したいところですが色と配置の縛りがあるので中々うまくはいきません。


 トランスアメリカ。軽量な鉄道テーマのゲーム。秘匿情報の目的地を全部繋げたプレイヤーが勝利するゲームですが、人の線路に相乗りしたりされたりで狙って勝つのは難しかったり。


 バードオブアフェザー。バードウォッチングをテーマにしたバッティングゲーム。バッティングすると得するタイプのバッティングゲームで、さらに1度プレイされたカードは次回のプレイのバッティング対象にもなるのがミソ。より多くのヒントの中でバッティングのありなしを考えられるので一捻りがあります。


 カルバカードゲーム。2016年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたカルバのカードゲーム版。2枚の手札を一斉公開して神殿に道を繋げていきますが、2枚のカードの合計値が1番大きい人はそのうち1枚を使うことができません。

 既に告知済みですが、次回のゲーム会の日程は5月27日の日曜日です。会場は3月と同様に午前が208号室、午後が会議室という形になります。前回は移動が遅れて注意を受けたので12時半には移動を完了させたいと思います。机や椅子の準備、片付けなどご協力頂く場面もあるかと思いますがよろしくお願いします。
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2018年05月21日

5/27 第40回長野市ボードゲーム会

5/24 第40回長野市ボードゲーム会

場所:柳町働く女性の家2階・208号室/会議室
開催時間:午前9時〜午後5時
参加費:200円 初参加・学生の参加は無料

※今回は2部屋を利用します。午前は208号室、午後は会議室の利用となります。お間違いなく。

ボードゲームが初めての方、ゲーム会が初めての方でも手ぶらで気軽にご参加ください(ゲームの持ち込みももちろん歓迎です)。見学だけの方も歓迎します。
会場は「柳町働く女性の家」となっていますが、男性の方も参加できます。
平林街道沿いの柳町中学校の東側の建物です。
駐車場もあります。「柳町働く女性の家」の道路を挟んで南側に一つ。建物の北東側に一つ。
会場内飲食可能。ただしゴミは各自持ち帰ってください。昼食はコンビニ等で事前に用意する方が多いです。



 施設の都合から17時完全撤収となっていますので、ご協力お願いします。16:50にはゲームを片付けて撤収作業に移りたいと思います。
posted by ホリケン at 21:01| Comment(0) | 開催告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月21日

3/25 第38回長野市ボードゲーム会



 3月開催のボードゲーム会には初参加の方も含めて22名の方にご参加頂きました。1月から参加者の増加に合わせて部屋の移動が入るようになりましたが皆様のご協力を頂いてなんとか形になってきたように思います。ただ、撤収作業がバタバタしているので早めの片づけと退出にご協力をお願いします。


 ラブクラフト・レター。カナイセイジのラブレターをベースにクトゥルフテーマを載せてテキスト効果を上乗せしたゲーム。プレイ人数幅も増えてます。新たに加わったオリジナルルールでは狂気を失っても脱落になるので本家よりも生存競争が激しい印象です。


 インディアンサマー。ウヴェ・ローゼンベルグが最近ご執心のパズル風ゲーム。遊んでないので先行作品のパッチワークやコテージガーデンとの違いを語れません。遊ばせてください。そう言えばコテージガーデンも遊べてないですね……


 バベル。正体隠匿要素のあるバランスゲーム。従来のジャンルに正体隠匿要素を盛り込めば、ほら新基軸のできあがり、というくらい便利で人気のある正体隠匿要素は用法次第では安易な味付けにもなりますが、このゲームはそれだけに留まらず素材の選択でバランスゲームとして新味を打ち出している点に工夫があるように思います。


 ヒト+イロ。お題からそれぞれの想像する色を合わせる協力ゲーム。お題次第では簡単すぎたり難しすぎたりと振れ幅の大きなゲームなだけに楽しむためには場の空気を読む必要があったりもして、案外その部分こそ協力的と言えるのかもしれません。


 コロレット。渋いゲームでお馴染みミヒャエル・シャハトの代表作。一昔前は初心者向けの鉄板として名前が挙げられたゲームでもありますが、多数のリリースが続く近年はやや印象薄めな感も。既プレイの人にとっては今更遊ばなくてもくらいのメジャーなゲームなんですが、今は未プレイの人も多いのでは疑惑。面白いですよ。


 マジックメイズ。2017年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作。リアルタイムで無言で協力するダンジョンアタックゲーム。アメリカの小規模パブリッシャーの作品がゲーム大賞にノミネートされたということで流通の混乱もありましたが今では安定して入手できるようです。


 ノームの村。いつもコンビでゲームを作るベルンハルト・ラッハとウヴェ・ラップのエッセン新作。カップから降り出したノームの数に応じてアクションを実行してお金を稼ぎます。アクションの独自性が注目されますが得点システムがとてもクレバー。ツォッホの久々のヒットになるかも。


 ホビットの冒険カードゲーム。作者はワレス、メーカーはコスモス、ジャンルはトリックテイキング、そして原作モノという食い合わせのようなゲーム。まあ、ワレスは時たま原作モノのゲームも作るんですけども。善と悪に分かれて自陣営の勝利を目指す変わり種という辺りも話題としてはピピッと来るのでトリテ好きなら一度は遊んでみたいですね。


 イマジナリウム。共作で有名なブルーノ・カタラのカンヌ新作。今回のパートナーはフロリアン・シリックス? と言う人。どなたでしょう? 名前から協力ゲームとかパーティーゲーム的なものを想像しがちですが、至って真っ当なリソース管理ゲーム。拡大再生産要素は意外と弱めの短距離レースなので積極的に得点を取るのが大事。


 グリモリア。国産のゲーム、グリモワールがシュミットからグリモリアとして発売されたんですが、その日本語版というややこしい経緯のゲーム。プレイヤーはそれぞれ魔導書を持ち、しおりを挟んで使う魔術を選択します。基本的に強力な魔術ほど発動が遅いので使うタイミングを見極める必要があるのと、誰かと同じ魔術を選択してしまうと行動順が一番後ろに回されて不利を被るので、バッティングは避けたいなというところ。


 アズール。2017年エッセンで気炎を上げたキースリングの諸作の一つ。アブストラクト味の強いゲームではありますが、引き運のランダム性もあり、タイルの配置で「あー」とか「うー」とか声が出たりも。というかキースリングはこういうランダム性の作り方を好む感じですね。タイル職人になって壁を作るゲームですが、あんまりテーマ性は強くはないです。


 桜降る代に決闘を。2人用の対戦格闘風ゲーム。それぞれが2キャラを選んでデッキを作ってから勝負するのでTCGのデッキコンストラクション的な要素もあります。


 ボトルインプ。最近日本語版が発売されましたが、こちらはZ-manゲームズの英語版。ツボはカードになっていますが小箱で持ち運びが便利なのでこちらを好む人も。イラストも油絵風で強烈なインパクト。


 横暴編集長。分割された著名なタイトルの上下を組み合わせて面白いタイトルを作り上げるゲーム。拡張では映画のタイトルが加わります。


 百科審議官。先ほどの大阪ゲムマで再販された国産タイトル。プレイヤーはそれぞれ独自のルールを隠しつつ、他人のルールを探っていく論理パズルゲームです。ドメモのワード版とでも言いますか、扱う対象が広いこともあり戦略に色々な工夫を凝らせる歯ごたえのあるゲームです。


 ダイスキング。今年のハバの大人ゲームシリーズ。ダイスで役を作ってカードを獲得するんですが、独自色は薄め。きちんと終わるように設計されているのは教科書通りという感じですね。


 エセ芸術家ニューヨークへ行く。一人だけお題を知らないプレイヤーが混じったままで全員でお題を描くゲーム。なるべくエセ芸術家にお題を悟られないように、しかしながら他のプレイヤーにエセ芸術家だと思われないようにギリギリの線をついて芸術を完成させなければなりません。


 CIVカードゲーム。カードをプレイして補充。いずれか1色のカードを規定枚数並べたら勝利という簡潔なルールのゲーム。誰かが勝利にリーチをかけると壮絶な殴り合いが始まるマルチ感の強いゲーム。まあ、CIVってそんなんですよねという話もあります。

 書き上げるのが大分遅れたこともありますが、次回のゲーム会の日程は明日4月22日の日曜日です。会場は3月と同様に午前が208号室、午後が会議室という形になります。書類上では会議室の利用は13時からとなっていますので、208号室で昼食等済ませてから移動する形にしたいと思います。机や椅子の準備、片付けなどご協力頂く場面もあるかと思いますがよろしくお願いします。


 また、3月18日には自作ゲームを持ち寄ってテストプレイを主に行う「第1回自作ゲームのテストプレイ会」を開催しました。事前に「つまらないゲームを遊んでも怒らない人だけ来てください」と不穏な前振りを行ったにも関わらず、ゲームを作る側の参加者が4名、持ち込まれたゲームの総数が8個、テストプレイ目的で参加してくれた方が8名ほど、と予想していたよりも多くの方にご参加頂きました。正直な話、作る側の人だけが集まってお互いのゲームを遊んで云々する集いになるものかと思っていました。大変ありがたかったです。
 ゲーム会の性質上、写真などはありませんし、詳細を述べることもできないのですが、春のゲムマで販売予定のゲーム、秋のゲムマでの販売を目指しているゲーム、ゲームコンテストに応募予定のゲーム、ゲームコンテストで受賞したゲームなど、様々な立ち位置のゲームがプレイされました。
 ぼくはゲームを作る側の立場でもあるもので、人のゲームもぜひ遊びたいのですが、一つ困った点として自分が人のゲームを遊んでいる間は自分のゲームをインストできないということが…… その日は説明書まで完成しているゲームがあったので「作者抜きでもインストから通しでゲームが動くか」という名目でインストせずに人のゲームを遊ぶ場面もあったワケですが、そういうこともあるので説明書まで仕上げてくるとなおベターという感じです。特に初めてゲームを作る人は説明書の書き方でつまづくことが多いので、他人の目を通してゲームがどう動くかを観察する機会を得ると今後に説明書作りに生きると思います。
 思ったよりもニーズに適った感があったので、テストプレイメインの会はまた時期を見て開催したいと思います。個人的にはテストプレイの機会はあればあるだけありがたいので、希望者の方からお声がけ頂ければ日程を検討します。
posted by ホリケン at 21:12| Comment(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする