2017年05月01日

4/23 第28回長野市ボードゲーム会



 先日のボードゲーム会には17名の方にご参加頂きました。今回も午後からは追加の机を用意して4卓でゲームが成立するという盛況さが続きました。これくらい人数が多いとゲームも様々選びやすく、随分と遊びやすい環境ではないかなと思いますが、一方でこれ以上人数が増えると狭苦しさが先立ってくるかもしれません。3ヶ月続けて活況が続いていますので一回り大きな部屋を借りることを検討しています。


 キングドミノ。技巧派デザイナー、ブルーノ・カタラと今波に乗っている気鋭のメーカー、ブルーオレンジとがタッグを組んで送り出した手軽な戦略ゲーム。手番で獲得したドミノ式の2ブロックタイルを5*5の正方形になるように並べて自分の国を築きます。今年のドイツ年間ゲーム大賞の有力候補との見方も強いゲームです。


 インサイダーゲーム。正体隠匿とYES/NOクイズを合体させたようなコミュニケーションゲーム。慣れてくると定番の質問が続いてインサイダーをあぶり出すのが却って難しくなることもあり、プレイヤーの習熟度合いに従って別の表情を覗かせる興味深いゲームです。


 ボーナンザ。収穫3部作など重量級ゲームを送り出すウヴェ・ローゼンベルクのデビュー作。こちらも豆の収穫をテーマにしたゲームではありますが、手札の順番入れ替え禁止という特徴的な制限とプレイヤー同士の自由な交渉ルールとが噛み合って独特のプレイ感を生み出しています。ボードゲームを始めた頃は「デッキが3回尽きたらゲーム終了」というルールの意味がわからなかったのですが、このルールがゲーム中盤以降のカードの価値に変化を及ぼしていることがわかってローゼンベルクの手管に舌を巻いた覚えがあります。


 アイスクール。ペンギンコマを指で弾いて追いかけっこするアクションゲーム。テクニック次第ではカーブをかけたりジャンプさせたりといった妙技も使えるらしいですが、それにはかなりの修練が必要そうです。スカった瞬間の悲しさ&面白さ。


 デモンワーカー。国産のワーカープレイスメントゲーム。ワーカープレイスメントというととかく重いゲームが多いジャンルなのですが(複雑なやりとりを簡略化するためのインターフェースなので当然なんですが)、このゲームはかなり軽く仕上げている印象です。今回は2回目のプレイになりましたが手数を使わずにリソースを得点化できる目標カードが重要なのかなと感じました。


 インシディアスセブン。ビッド系のトリックテイキングゲーム。マストフォローの仕組みとしてスートだけではなくランクでもフォローしなくてはいけないのが特徴的でもあり間違いやすい点でもあるかもしれません。この手のトリックテイキングゲームでは初めての人が混ざっている場合、「今出せるカードは○○と○○で、なかったらなんでも出せるよ」「今出てる一番強いカードは○○で○○なら勝てるし、○○なら負けるよ」みたいな声出しを積極的に行うとリボーク(うっかりミス)を防げます。


 アールライバルズ。カナイセイジさんの2人用カードゲーム。遊んだことがないので詳細はわかりません。すみません! 今度遊ばせてください。


 ヒットマンガ。自分で考えたマンガのコマに合うセリフを読み上げて、かるたの要領で早取りするゲーム。少女マンガ的なお題が来るとセリフを読み上げるのがちょっと恥ずかしかったりも。大人数に対応していてルールも簡単なので使いでのよいゲームかもしれませんね。


 ホテルサモア。最近活躍の著しいオストビーのちょっと昔の戦略ゲーム。リゾート地でお客を歓待してお金を儲けるのが目的で「宿泊料金と設備投資の額が書かれたカード1枚」を伏せて競りを行います。1枚のカードで2つの用件が決まってしまうのがこのゲームのキモで、設備投資は安く済ませたい…… でも高い価格をつけないと先にタイルを取られてしまう…… かつ宿泊料金はガッポリ稼ぎたい…… でも安くしないとお客を他人に取られてしまう…… と悩みどころが満載のゲームです。


 メトロ。2000年のドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト作。線路をながーく繋げれば勝ちという目的のゲームで最終的な盤面がぐっちゃぐちゃの路線図になるのが一見の価値ありです。写真はゲーム開始時のものなのでなんだかよくわかりませんね。すみません。


 犯人は探偵の中にいる。国産の推理ゲームですが、未プレイなのでよくわかりません。すみません。


 犯人は踊る。こちらも国産の推理ゲーム。若干のテキスト効果から犯人の持ち主を推理する手軽なゲーム。今回は犯人に加担するたくらみカードを犯人以外が出して全員が勝利するという珍場面がありました。


 ピーパー。大富豪の亜種ですが、誰かの1枚出しに対応してどこからでも2枚出しを出せるリターン、さらにリターンに対応して1枚出せるマインといった要素が特徴的なカードゲーム。基本は大富豪なのでどこから自分の攻勢を始めるかの見極めが重要なのですが、リターン、マインの要素で弱いカード1枚でも捨てられる機会があるのがテクニカルでいいですね。カウンティングも重要かと。


 バウンスオフ。大きめのピンポン玉をバウンドして枠の中に入れるアクション四目並べ的なゲーム。リーチがかかってからもなかなか最後の一つを埋めるのが難しく、あるいは敵チームにリーチを潰されたりもして、予想外の熱い展開に笑いが起きます。


 ロイヤルターフ。最近グループSNEから発売された日本語版。競馬のエッセンスをうまくボードゲームに落とし込んだライナー・クニツィアにしては珍しいテーマとシステムの合致したゲーム。プレイヤーの思惑が噛み合うと思わぬ伏兵が好走したりと競馬ならではの展開の妙味、ままならなさが味わえます。


 ヴィア・ネビュラ。マーティン・ワレスのピックアンドデリバー。重量級ゲームを得意とするワレスのピック&デリバーを中量級にシェイプアップ。しかしスケールは損なわれておらず濃密さはそのまま、ワレスゲーならではの豊かなインタラクションを存分に味わえます。


 ブロックス。アブストラクトの名作。角と角を接してブロックを伸ばしていくこのゲーム、多人数であれば大事なのはトップを叩いて均衡を図っていくことなので、自ずと口合戦の要素が強くなったりもしますね。


 ラグランハ。農業と輸送を題材に取ったゲーマーズゲーム。この手のゲームとしては比較的短い時間で終わるので最近遊ばれることが多いゲームですね。カードの使い道4種で頭を悩ませたり、生産した商品をどこに出荷するかで計画性を問われたりと手番は少ないですが考えどころの多いゲーム。2015年のスカウトアクション1位はやや出来過ぎの感もありますが、シュピールワークスの名を一躍高めたゲームであることは間違いないでしょう。


 ラッツィア。同名のゲームにラーのカードゲーム版がありますが、こちらはシュテファン・ドーラの裏向き同時出しカードゲームで博打打ちと警官の誰が賭場のお金を取るかのバッティングゲームです。ある種現在の日本の同人ゲームと似たようなシステムではあるんですが、このゲームが発売されたのは1992年。ドイツのゲーム文化は20年先んじていると考えるとその深さも窺い知れます。

 次回のゲーム会ですがまだ日程は決まっていません。正式な日時が決まりましたらブログやTwitterにて告知いたします。一応、5月21日が予定としては濃厚です。
posted by ホリケン at 21:26| Comment(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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